2021/8/2

英語が苦手な日本人が多いのはなぜ?

 皆さんご存じのように、英語は正解で最も広く使われているコミュニケーション言語です。そのため、公用語ではなくても学習者が多いのも事実です。しかし、なぜ日本人は英語を苦手とする方が多いのでしょうか?
 語の性質に基づいて、私の分析を述べさせて頂きます。1つ目は他言語の影響です。英語は進化する過程で、多くの言語に影響を受けています。言語発祥の地はイギリスですが、周囲の国の影響で、イタリア語やフランス語など、単語や文法、音声に作用したため、類似する面が多々あります。特にラテン語の影響は特に大きく、ラテン語を学習すると、つづりや文法、音声が似ていることに気付きます。ですから、主にヨーロッパの言語を公用語としている人は、英語を学んだ時に、「あ、似ている!」という感覚があります。
 しかし、日本語は多言語の影響をほとんど受けていません。漢字を使用する面においては中国語が何となくわかることはありますが、英語との類似点は皆無です。つまり、ゼロから学ぶしかないのです。
 2つ目は音声と文法が大きく異なることです。日本語は単語ごとにアクセントをつけることもなく、舌・唇・歯を使わずに発話します。英語は真逆。発する音声が異なるので、カタカナ英語でないとわからないという方が多い理由です。また、日本語は英語のように5文型が存在せず、語順をばらばらにして通じます。しかし、英語は形(文型と品詞)を重視する言語。その規則が全く異なるので、文法を理解しないと、難易度が上がるとわからなくなります。単語がわかっても英文になるとわからないというのはそのためです。つまり、日本人が英語を苦手と感じるのは当然のことなのです。ただし、ここを克服すれば誰でも克服は可能です。
 英語の音声と文法力の向上。現在の日本の英語教育ではなかなか学べないのが現状です。そこを当塾はしっかり教え、試験にもコミュニケーションにも強い英語力を作ります。お悩みの方は是非どうぞ!スターダスト!!