2021/11/5

今の入試は暗記科目でも思考力重視です!

 先月は気温が下がり、厳しい冬に向かうのかと思えば、今月はまた温かくなってきましたね。気温の高低差に注意して、体調管理万全で試験に備えましょう!
 今日のトピックはいわゆる暗記科目と呼ばれている社会・理科の入試についてです。こちらはいまだ人物・用語・出来事などをいかに暗記するかと思われておりがちですが、全く違います!
 もちろんある程度の知識として覚えることはあっても、むしろそれを活用し、分析や思考を行って初めて解答にたどり着く問題が増えています。実際に高校入試・大学入試問題をご覧ください。暗記だけでは歯が立たないはずです。
 例えば、地理地図や地形図を読み取り、分析する問題資料・統計をもとに答えを出す問題があります。日本史その時代の生活の変化や歴史的資料を読み取り、何の出来事なのかを考える問題などがあります。
 なぜこのような傾向になったのでしょう?それは学習指導要領が大きな影響を与えています。「思考力」重視をうたっているため、試験作成側がそれに合わせて入試問題を作成するのは当然で、センター試験を廃止し、大学入試大学入試共通テストに移行したのはそのためでもあります。特に共通テストが政府の方針を受けやすいのは必然なのです。今後も学習指導要領の内容に伴い、変化が起こる可能性は言うまでもありません。
 もちろん英語も今までの長文読解以上とは少し異なり、状況を判断したり、心情を読み解く物語の読解の出題傾向があります。語彙・文法は当たり前で、そのうえでしっかり読み取らなければばりません。
 当塾ではどこよりも傾向の変化を分析し、適切な指導を行っております。お悩みの方は、ぜひ当塾をご利用ください!スターダスト!!